3/17事業所表彰は一日にして成らず
まいど。OIOI(オイオイとお読みください)です。
≪先週までのお話≫
『算定基礎届』において2年連続で事業所表彰を受けたタカラレーベン。
この快挙を達成できた要因は、偏に私の事務処理能力の高さによるものである。
しかし、ここに至るまでには数々の挫折を味わってきたのである。
その挫折とは……。
2002年、夏。
私は初めて算定基礎届の書類を提出するため、健康保険組合に向かった。
初めての基礎届ということもあり、私はその業務を軽く考えていたふしがあった。
しかし、その考えが甘いことに気付くには、それほど時間はかからなかった。
会場には私以外にも数多くの給与担当者が来場していた。
そして、それぞれの給与担当者の前には、健康保険組合の担当者が座っているのである。
組合担当者は、書類を見ながら何やら給与担当者に指示を出す。
それに応じて、給与担当者は書類をめくりながら、組合担当者に説明する。
そんな応酬が、目の前で繰り広げられているのである。
いつもはのんびりとした印象を持っていた組合担当者が、このときばかりは“やり手”に見えたものである。
しばらくすると、私の順番が回ってきた。
準備した書類を提出し、先方のチェックを待つ。
一通りチェックが終わると、数名の社員を指名してきた。
それらの社員の給与明細書を見せろと言うのである。
言われた通りに給与明細書を差し出すと、担当者がそれを念入りに調べ始めた。
「この方の定期代は●月に上がってますが、それが含まれていませんよね?」
「この方は●月に固定給が上がっているので、月変だったんではないですか?」
などなど、一人ひとりの給与について執拗に聞いてくる。
こちらも全ての社員の給与を把握している訳ではないので、しまいには「う~ん、分かりませんね~」と、担当者としての禁句を発してしまった。
結局、提出した社員のうちの数名については、改めて調べ直して再提出するということで、その日の算定業務は終了した。
まさに、完敗である……。
翌年。
前年の悔しさを胸に秘めながら、私は2度目の算定業務に向かった。
この年は若い女性が担当することになり、私は少し安堵した。
昨年同様、準備した書類を提出し、担当者のチェックを待つ。
案の定、数名の社員名を挙げてきたので、私は彼らの給与データを提示した。
名前が挙がった社員は、提出前から「これは突っ込まれるかな?」と、危惧していた社員ばかりである。
しかし私は、昨年の反省を踏まえ、何を聞かれても強気に押し通そうと決めていた。
何度かの押し問答があった後、担当者が明らかに困った表情を見せるようになった。
「シメシメ」と心の中でつぶやいていると、その担当者は近くにいた女性に声を掛けた。
係長だというその女性は、担当者から事情を聞くと私の方に近寄り、詳細な説明を求めてきた。
私は同様の説明(明らかに理不尽な内容)をすると、係長は毅然とした態度で、それらをことごとく論破していった。
話しながら「お見事!」と、喝采を送りたくなるような立ち振る舞いである。
これ以上“ゴネて”も無理だと諦めた私は、仕方なく係長の指示に従い、届出書を修正せざるを得なかった。
それ以降、私は考え方を改めることにした。
それまでは「多少の不整合をいかにごまかすか?」ということに主眼を置いていたのだが、「不整合を起こさないためにはどうしたらいいか?」という視点で、社会保険業務に臨むようになったのである。
翌年以降も算定業務において組合担当者との押し問答はあったが、私としては正論を展開したつもりである。
考えてみれば、組合担当者は何千社の給与データを見ているのである。
見るべきポイントや、見逃しやすいポイントについては、私以上に熟知しているはずなのである。
そんな彼らを黙らせるには、完璧な届出をするしかない。
そう考えた私の中に、新たな闘志が燃え上がるのを感じた。
ローマは一日にして成らず。
タカラレーベン(私)が2年連続で事業所表彰を受けた裏には、このようなドラマがあったのである。
4ヶ月後には、平成22年度の算定基礎届が行われる。
もちろん、今年も表彰されるよう、万全の準備で算定基礎届に臨むつもりである。
表彰されること自体も嬉しいが、それ以上に1,300社の給与担当者に“勝った!”という喜びを味わいたいからである。
こんなことに対してでも異常なファイトを燃やす自分が、嫌いではない。
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タカラレーベンは2011年度新卒入社に向けて頑張る就活生を応援します。
投稿者:OIOI|2010年03月17日|コメント(0)|トラックバック(0)|▲
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